「奇跡的に正常な体に戻った孫」 平成二十年六月
函館市 鈴木 正明 様
孫の智大(ともひろ)が重度の横隔膜ヘルニアで助からないと云われて誕生したのが、神仏の御守護を受け奇跡の連続で助けて戴いたことは、以前書かせて頂きました。その後も総裁様、そして奥様からいつも御心配をして頂き深く感謝しております。又大勢の皆様から、よかったですね、と声を掛けて喜んでいただき大変うれしく思いました。
誌面を借りましてお礼申し上げます。
お陰様で智広(ともひろ)(孫)も順調に成長して参りました。十九年二月末の退院後は胃の発育もまだ不十分な為、母乳を口からと胃に直接つながるパイプから与えて参りましたが二十年一月には、這って歩く迄に成長し、二十年二月には立って歩けるようになりました。
また体重の方も最低ランクながら許容範囲の下限迄増えてきました。しかし口から飲む母乳の量が増えず、飲んでも嘔吐したり、つらそうな表情を見せることが見られるようになり此のまま離乳食を初めることも出来ず不安になって三月十五日に病院で検査をしてもらったところ、胃の入口が通りにくくなっているので手術が必要ですとのことでした。
今迄、何度も手術を受けており、今度も又開腹手術を受けると思うと痛々しい姿が頭に浮かんで我身を切られる以上に辛い思いでした。三月十八日函館の月次祭で総裁様にお願いしましたところ、手術の日時がはっきりしたら祈願しましょう、との御言葉を受け、ホッとして息子からの連絡を待っておりました。春季例大祭の日、四月十二日の夕方、手術の日程が決まりました、との連絡が入りました。手術は三日後の四月十五日午前十時より、名古屋大学附属病院小児外科にて行われることになりました。
今回の手術前の検査で判ったのは、胃の入口部分が人口膜と縦隔の隙間に入り込んで食道から胃の部分の通過が悪くなっていて、その為飲んだ母乳が溜まって嘔吐を繰り返したり、肺に入ったりします。此のままでは肺炎を起こすので非常に危険ですとのことでした。
そして手術は此れ迄何度も行っているので癒着がひどく術創を切開して開腹手術を行わなければならず、癒着部分が剥がれて出血する可能性が高く非常に危険です。さらに肺炎、人口膜の感染、狭い部分での手術ゆえ、消化管損傷、肝損傷、等その他多くの危険性がありますとのことでした。
しかしその時の検査で判ったことですが、押しつぶされてダメになっていた左肺が奇跡的に機能をしだしている、とのことで本当に驚きました。此れ迄は左肺が蘇生することは無い、としか云われておりませんでしたが…もしかしたら大人になる迄に正常に両肺になる可能性がでてきたのでした。
大きな夢が一つ出来たことは何よりも心強く有難いことです。
四月十三日、本部にて総裁様に八大龍王神様の御守護で奇跡的に左肺が蘇生してきていることを御報告し手術の祈願をお願い致しました。総裁様にも大変喜んで頂き、そして、早速、担当医師御先祖、及病院の供養と手術の成功を祈って祈願をして頂きました。そして必ず護りますとの御神示を得たことは、私にとって何よりも心強いことでした。
四月十五日、十時三十分に手術が始まりました。私も今か々かと連絡を待っていましたが、十五時三十分無事終了したとの連絡が入りました。手術は大成功で予想される中で最も良い結果とのことでした。
今回も又御神示の通り御守護を戴きました。先ぐに総裁様に御報告させて頂きましたが此れ迄大変に御心配して頂きましたたけに心より喜んで頂きました。
手術後も順調に回復して参りまして、三日後には母乳を与えることが出来るようになり、一週間後には離乳食まで初めることが出来るようになりました。そして四月二十六日無事退院することが出来ました。
此の度のことは最初から最後迄奇跡の連続でした、助からないと云われて生まれて来て、正常な状態に戻るなんてことは予想もできませんでした。しかし正常な状態になってほしいと云う願いは二十四時間頭から離れませんでした、八大龍王神様の御守護のお蔭で皆なが笑える結果となりました。
命は神仏から授かるものだと云うことを家族全員で体験させて頂きました。
教祖様の御教えに「信仰とは神仏の御法の御守護を受け、己の全知全能を傾けて生活の歓喜を子孫に伝える楽しみである。」と書いてあります。私の子や孫達が何時も御守護されている事を忘れず、「人生は祭なり、生活は祝なり」を伝承すべく、これからも参拝させて戴きたいと思っております。
八大龍王神様、総裁様、何時も々御守護戴き本当にありがとうございました。
合掌